仮想通貨考察

コインチェック不正流出事件で改めて考えなければならないこと

ついに起きてしまったか・・・という気持ちです。

昨日はコインチェックにお金を預けている仮想通貨ユーザーにとっては大変な1日だったと思います。私はもう3年前から海外取引所を利用しているので今回の事件で被害はなかったのですが、会員様たちの中で大半がコインチェックに口座を開設していたみたいで本当にお悔やみ申し上げますとしか言いようがない状況です。

当サイトでもコインチェックとビットフライヤーをオススメ取引所として掲載していましたので、とても責任を感じております。すぐに事件を受けて当サイト経由でコインチェックに口座開設をした会員様の被害状況を調べましたが、まだ始まって間もないこともありほぼ被害はない状況で一安心でした。

コインチェック社の記者会見のまとめ

・ハッカーにより5億2300万xemが盗まれた
・被害額は580億円相当
・原因は不正アクセス(推奨されるマルチシグ管理をしていなかった)
・全部ホットウォレットで保管してた
・NEMの保証も検討中
・取引履歴は残ってる
・抜かれた送金経路を調査中
・他のコインに関しても調査中

コインチェック社の記者会見を通じての個人的な印象

コインチェックは金融業務の経験がない人間たちが作った会社なのでなかなか注意すべき点がわからず今日まで仮想通貨ブームに押され突き進んでしまったのだろうなという感じでした。27歳の和田社長も会見中は今にも泣きそうな顔でしたね…あまり修羅場を潜ったことのないおぼっちゃんなのでしょう。

それに比べ、ビットフライヤーはゴールドマンサックス出身の人間たちがやっていますから、取引所としてはやはりワンランク上だなと思います。ちょっとUIが初心者向けではないということで初心者向には第二候補取引所になっているようですが。

今回の事件で日本の取引所のセキュリティレベルがガバガバだということが証明された会見となってしまいました。

コインチェック事件で私たち投資家が考えなければならないこと

今回の件で日本の仮想通貨ユーザーが考えなければならないことは、やはり仮想通貨取引所は銀行とは違い、保証もない・信用性もない、ただの取引場を提供してくれるだけの箱だという認識を持ち、仮想通貨の管理は自分でやらないといけないということです。また今回のように1つ取引所が倒産する事態になったとしても問題ないように複数の取引所に口座を分けておくなどの対策も必要になってくると思います。

今回の事件は仮想通貨業界にとってマウントゴックス事件に続く、非常にショッキングな事件となりましたが、みなさんにお伝えしたいのは、「決して仮想通貨がダメになった」というわけではないことです。

日本人の書き込むツイッターやブログを見たのですが、みんな、「もうこれで仮想通貨は終わりだな」とか「これでビットコインは国が認めない」とか好き放題書かれていますが、これとそれとは話が別です。

考えてみてください。みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行が倒産したら、日本円が終わりますか?消えますか?

終わりませんよね?消えませんよね?ちょっと考えたらわかることです。

そう言いたくなる気持ちは私も非常に理解できますし、だから仮想通貨はダメなんだよ!と言われても仕方ない事件だと思っています。でもね、仮想通貨(ブロックチェーン)は本当に素晴らしい技術なんですよ。全く取引所のハッキング事件なんて関係ないといえば関係ないわけです。その証拠にビットコインの価格も少々下がりましたが、もう落ち着きを取り戻しつつあります。

つまり世界的な目線で見ると、今回のコインチェック事件はそれほど仮想通貨の価格事態に影響を与えるものではないと考えています。私も海外の投資家仲間から今回の件で連絡はもらっていますが、「なんか日本大変だね~。まぁ頑張って~」くらいのレベルです。

まとめ

とにかく今はコインチェックユーザーたちにお金が返ってくることを祈るばかりですが、現実的には相当厳しいと思います。国も当然保証なんてしませんから、どこかのお金持ち企業やソフトバンクの孫さんレベルの個人投資家が買収するなどしてコインチェック社の立て直しを図るしか方法はないのかなと思います。それができなければ倒産、つまりはコインチェックユーザーのお金は戻ってこないということになります。

「神よ、どうか彼らにご加護を(so help them God)」

BITPOINT

関連記事

  1. 中国のモバイル決済は「何故ビットコインが成功するかの理由」を示し…
  2. 経済刺激策と有名人の影響が、ビットコインを60,000ドル超えへ…
  3. XRPの値段は30日間で123%上昇し、Spark TokenA…
  4. アメリカ人は、今後の10年間でビットコインよりも金を選択:調査
  5. 525億ドルもの巨大なビットコイン(BTC)を保有する仮想通貨の…
  6. ビットコインは、大幅な下落後に続けて35,000ドルを超える新記…
  7. JPMorganはビットコインを賞賛し、JPMコインをプッシュし…
  8. 仮想通貨が25%上昇するにつれ、Bitcoinも強い上昇傾向に

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

おすすめ記事

Google検索:Bitcoin価格、株価の下落で金の検索が急増

次世代の投資家が、幼少期からデジタルの世界に没頭して成長することを考えると、多くの仮想通貨支…

ビットコインのバイイン:MicroStrategyは10億ドルを暗号通貨購入に利用

ビジネスインテリジェンス会社であるMicroStrategyは、現在90,531近くのビット…

5月にビットコインを売り、去りますか? 5月の歴史的なビットコイン値段パフォーマンスの見方

史上初の仮想通貨であるビットコインは、値段を弱気市場で3,150ドルという安値をつけて、記録…

ビットコインの売り圧力は、歴史上最大の詐欺の内の2つの案件にリンクしている可能性がある

ビットコインと仮想通貨市場は、大規模な売り圧力状況で動揺しています。 2月初旬、仮想通貨市場…

ビットコインは、2019年に入り既にNASDAQ、S&P 500、そして金より優れたパフォーマンスを出している

ビットコイン(BTC)は、2019年に好調なスタートを切っていると言っても過言ではありません…

今週のトピック

この仮想通貨はビットコインに対して140%以上上昇しており、まだウオーミングアップの状況かもしれません。

2019年の初めの3,693.85ドルから、先月の13,880ドルの最高値へのビットコインの…

人気記事

  1. カジノの環境では、ビットコインはどのように機能するのか?
  2. 強気相場が新しい上昇トレンドをスパークさせようとするにつれて、ビットコインはクリティカルレベルに達する
  3. BitGoは2億5000万ドル分のビットコイン保有を明らかにし、更に多くの暗号通貨に関する情報開示を事前に知らせている
  4. PlanB氏は、ビットコインをこの値段レベルで売却していると発言していますが、それは288,000ドルではありません
  5. ビットコインの急上昇は、「全てが勝つ」パンデミック回復に対する無制限の楽観主義を示している。
PAGE TOP